トマホークジェット
保守点検
トマホークジェットを安全にご使用いただくために保守点検が必要です
理由 1
トマホークジェットは、不測の火災に備えて24時間監視を続けます。万一の火災時に確実に作動するためには、機器を常に最良の状態に保つことが、何よりも重要です。
理由 2
トマホークジェットは、業務用厨房など常時火気や水を大量に使用する場所に設置されています。いわば高温多湿で過酷な条件下に置かれているといえます。このことが機器の劣化を早めることにつながり、システムの正常作動の阻害要因になりかねません。
こうした問題を解消するには、定期的な保守点検が不可欠です。
万一の火災発生の際、トマホークジェットの性能を維持するために、有資格者による保守点検を必ず行ってください。
- 保守点検の目的と期間
トマホークジェットの機能維持のため、6ヵ月毎に定期点検を行います。 - 点検内容(一例)
a)外観点検
●装置本体(コントローラー、表示部等) ●消火薬剤貯蔵容器(ボンベ) ●銅配管 ●センサー ●ノズル ●手動起動スイッチ ●配線 ●その他
b)機能点検点検項目 点検内容 起動部 手動起動スイッチ等からコントローラーへ火災入力して作動させ、収納ボックス内の起動部への出力を確認 警報装置 試験治具を使用し、機器異常、警告、火災各レベルのランプ表示、ブザー鳴動を確認 予備電源(電池試験) 電池試験により、 予備電源への切り替え動作、予備電源の有効期限を確認 手動起動スイッチ 手動起動スイッチを押下し、火災表示点滅、ブザー鳴動を確認 センサー 正常に機能することを確認 連動設備 トマホークジェットと連動している各設備の動作を確認 - 交換部品
a)本装置設置後5年以内に交換する必要のあるもの(有償)。
●センサー ●イニシエーター ●バッテリー
b)本装置設置後10年以内に交換する必要のあるもの(有償)。
●消火薬剤貯蔵容器(ボンベ) ●手動起動スイッチ ●コントローラー ●起動ボード
※保守点検に関してはセコムまたは取扱店にお問い合わせください。
※お客様のご使用環境等によっては、より短期間での交換が必要になる場合があります。
点検概要
メンテナンス作業風景


- トマホークジェットについて
- 総合システム図
- 動作フロー
- 仕様
- 保守点検